夏を盛り上げる洋楽32選|懐かしMIX&2時間BGM

BGM特集

Hi!!!!
こんにちは。
音楽は人生のサウンドトラック。
洋楽マニアのコーディーです。

今回ご紹介するのは
あっつい夏を吹き飛ばすようなアップテンポな洋楽MIX32選!

夏って、楽しいけど…暑さでバテたり、なんとなく気分が沈んでしまう日もありますよね。
そんな時こそ、音楽で気分をリセット!

音楽には、日常をほんの少し特別に変えてくれる力があると思っています。

友達と過ごした夏、家族とのドライブ、家事の時間…。
暑い日でも、音楽が流れるその瞬間に、心がふっと軽くなる。

今回は、そんな「日常をちょっとだけ元気にしてくれる洋楽」を、ジャンルや年代を超えて32曲集めました。

音楽は瞬間を彩り、思い出として色褪せず心に残ります。
このブログが、あなたの夏を少しでも心地よくしてくれたら嬉しいです♪

コーディー
コーディー

夏のひとときを元気に過ごしたい人に♪
聴いているだけで気分が上がって心地よくなる、そんな曲たちを集めたよ🎶
そのままBGMとしても、作業時間やおうちのまったり時間に使ってね♪

今回ご紹介する32曲を、Spotifyのプレイリストにまとめました。
気になる曲があれば、ぜひこちらから聴いてみてください👇

夏を盛り上げる洋楽32曲選──今回の注目ポイントをサクッと解説

今回紹介する楽曲は、それぞれ

・いつリリースされた曲?
・どんな背景がある?
・この曲を聴いてグッときたところ

この3つのポイントに絞って、紹介していきます。

曲には、その時代の空気感やアーティストの想い、そして聴いた人の人生が重なります。
だからこそ、音楽は心に”響く”物語のようなもの。

気になる曲があれば、あなたの日常のBGMに加えてみてください。
あなたの人生に寄り添い、パワーをくれる、そんな出会いの一曲がありますように!!

🎶 夏の洋楽プレイリスト32曲を一挙ご紹介!

心が踊るような曲、懐かしさに浸れる曲… ジャンルや年代を超えて、今聴きたい名曲たちを集めました。
Spotifyのプレイリストで一気に楽しむのもよし、一曲ずつじっくり味わうのもよし。
あなたの心に響く曲が見つかりますように♪

Van Halen – Jump

コーディー
コーディー

オープニングを飾るのは、この曲!

”Jump”は1983年にリリースされました。

ボーカルのロスは、ビルから飛び降り自殺を図った男性に関する記事を思い出し、歌詞を思いつきました。
プロデューサーのテンプルマンは「人を煽るような歌は避けたい」と反対。
それに対しロスはこう反論します。

「いや、そういう意味じゃない。俺は勇気を出せと言いたいんだ。
チャンスを掴め。部屋の反対側にいる女の子に踊ろうって声をかけてみろ。断られることを恐れるな。
人生はサイコロを転がすようなものなんだから、必死になって飛んでみろってことなんだよ」と。

”Jump”という言葉は、比喩として使われていて
『チャンスが目の前にあるなら、思いきって飛んでみよう。』という意味が込められています。
たとえ失敗や拒絶が待っていたとしても、それを恐れず進もう──
そんな、迷っている人の背中を押すような彼の力強いメッセージがそこにあります。

普通に聴くのもいいですが、イヤホンで聴くとJumpの世界観がグッと身近に感じられておすすめです♪
耳に流れ込むキーボードの音、胸に響くドラムの重低音によって、テンションが一気に上がります。

イントロのキーボードが鳴った瞬間、まるで爽やかな風が吹き抜けるような。
気持ちがスッと明るくなるポップでキャッチャーなこの曲。
少しずつ重なっていくキーボード、ギター、そしてドラムの音色が”Jump”の魅力を広げていきます。

ストレートなメッセージが、この軽やかなメロディーと相まって、聴くたびに前向きな気持ちにさせてくれます。

LMFO – ft.Lauren Bennett,GoonRock Party Rock Anthem

2011年にリリースされた”Party Rock Anthem”は、全米・全英1位の快挙を達成し、ミュージックビデオは2025年7月時点で24億回以上再生されています。

実はこの曲、もともとは別のアーティストのために作られたもの。
ですが、自分たちの曲になるとわかった瞬間「史上最高の盛り上がる曲にしよう」と思った──そうインタビューで語っています。その熱量は、音の端々から感じられます。

LMFAOは、”Party Rock Anthem”の成功に、驚きはなかったとも語っています。
彼らの「やってやる!!」「リスナーを絶対盛り上げる!!」そんな想いがビートに乗って伝わってきます。
制作には1年以上の時間をかけたそう。だからこそ、音の一つ一つに“本気”が宿っていて、聴いているこちらの心まで熱くなります。

「Party Rock!!」のシャウトから始まるこの曲は、まさに”THE 夏!!”
全力で盛り上がろう!と叫んでいるかのような勢いで、聴く人のスイッチをONにしてくます。
中毒性のある危険なビートで、「盛り上がりたい!」そんな気分のときは、この曲の出番。

暑い夏の日に、そっと気分をあげてくれる一曲です。

Maroon5 ft. christina Aguilera-Move like Jagger

こちらも2011年にリリースされた、Maroon5の有名曲です。

実はこの”ジャガー”
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーのこと。
MVには、実際に若い頃の彼の映像も使われていて、まさに曲名通り“ジャガーのような動き”を映像で感じられます。

この曲は、“ダンスで恋人を夢中にさせる男性の魅力”について歌われています。
ミック・ジャガーの独特のダンスにたとえられているのが、なんともアメリカンでユニーク。思わず真似したくなるようなノリの良さがあります。

軽快な口笛のメロディーとドラムのビートが響いた瞬間、一気にこの曲の世界感に引き込まれていきます。
Maroon 5のボーカル、アダム・レヴィーンの少しハスキーでセクシーな歌声と、後半から加わるクリスティーナ・アギレラのパワフルでソウルフルなボーカルが重なり、アゲアゲ必至。
曲が進むにつれて勢いと熱量もどんどん上がっていき、聴く人のテンションも自然と上がっていきます。
聴けば聴くほどクセになるグルーヴ感がたまらない一曲です。

Owl City & Carly Rae Jepsen – Good Time

軽やかなリズムと明るいメロディーが心を弾ませる、まさに夏にぴったりのサマーチューン。
どこかで耳にしたことがある方も多いかもしれませんね。
この曲は2012年にリリースされました。

この曲ができたきっかけは、Owl Cityのアダム・ヤングが女性ボーカルを探していたことでした。
その後マネージャーの紹介でカーリー・レイ・ジェプセン(Carly Rae Jepsen)に出会い、2人はリモートで歌声を重ねたと言います。
もともとシングルになる予定だったのは別の曲でしたが、この出会いがきっかけで「Good Time」に変更されました。
ほんの小さな出会いが、こうして心を動かす名曲になる。
音楽がつなぐ“人と人との偶然”の奇跡に、あらためて胸が熱くなります。

落ち込んでいたときも、「よし!頑張ってみよう!!」と自然と思わせてくれる、そんな不思議な力があります。
青空の下、この曲を聴きながら歩くと、自然と顔を上げて、前を向けたくなる。
空を見上げる勇気をくれる、そんな一曲です。

繰り返される「Good Time!」のフレーズや、ストレートで前向きな歌詞は、とてもシンプル。
だけどまっすぐに聴いている私達の心に届いて、気持ちを明るくしてくれます。

P!nk – Raise Your Glass

この曲は、2010年にリリースされたピンク(P!nk)が2000年にデビュー10周年を記念したもので、長年彼女を支えてきたファンに捧げられています。

ツアー中にもがいていた彼女自身が、そんな中で支えてくれたファンへの感謝とエールとして書いた“アンダードッグ(負け犬)への賛歌” として制作されました。
彼女自身「ツアーを続けながら、人気ではなく“良いパフォーマンスをすること”にこだわってきた」と語っており、ファンへの想いが歌詞と熱量に込められています。

「自分のままでいい」「他人の目なんか気にしなくていい」――
そんな力強いメッセージを、真正面からぶつけてくるような一曲。
ピンクらしい、きれいごと抜きの歌詞と、真っ向勝負の歌声。
その背景には、どんな立場の人にも寄り添ってきた彼女自身の生き様がにじんでいて、ただの“パーティーソング”にとどまらない深さがあります。
この曲は、「あなたはあなたでいい」と乾杯してくれるような、そんな優しくて、強い応援歌。
世間に忖度せず、声を上げ続けるP!nkの生き様や姿勢そのものが、まるごと心に響いてくる一曲です。

Pharrell Williams – Happy

センディー
センディー

この曲聴いたことがあるー!

コーディー
コーディー

アニメーション映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の挿入歌なんだ。耳にしたことがある人も多いかもしれないね!

今では一度は耳にしたことあるこの曲ですが、2013年にリリースされた発売当初は、ほとんど注目されなかったそうです。
しかし、世界中の人々がこの曲で自由に踊る“24時間MV”が話題を呼び、「HAPPY」は一気に世界的ヒットへ。
ファレル本人も、自由に踊る人々の姿に心を打たれ、番組内で思わず涙を流す場面もあったとか。

サビの“HAPPY〜”というフレーズと、ゴスペル調の温かいコーラスが印象的なこの曲は、聴く人の心に自然と笑顔を運んでくれます。
MVでは、誰もが自分のスタイルで自由に踊っています。
その姿を見ると、「自分でいる幸せ」や「自分らしくあることへの満足」が伝わってきて、それと同時に「自分にとっての幸せとは何だろう?」と、ふと考えさせられます。

ファレルの高音は透き通るように美しく、アップテンポなのに心がスッと落ち着く──そんな癒しの力も持っています。自由に踊る人々の姿とファレルの優しい歌声は、まさに“自分らしく生きる喜び”
そんな強くて温かいメッセージを感じられる一曲です。

Taylor Swift – Shake It Off

世界的に有名なこの曲。
でも実は、意外とちゃんと聴いたことがない人もいるかもしれません。

2014年にリリースされた「Shake It Off」。
テイラー・スウィフトが、自分に向けられる批判やゴシップに対して、前向きに、そして軽やかに“笑って振り払う”姿勢を歌った楽曲です。
「もし、私が私らしくあることが気に障るんだったら、もっとそうするし、あなたより楽しんでるから、関係ない」
そんな彼女の強さがにじむ歌詞には、自分らしく生きようとするすべての人へのエールが詰まっています。

MVでは、彼女がさまざまなジャンルのダンスに挑戦しています。
少しぎこちない場面もありますが、それもまた“自分らしさ”。
周りの目なんて気にしない。私がやりたいようにやるだけ。
そんな芯の強さや、”流されないマイ・スタイル”が印象的です。

「自分の人生は、自分次第」。
前向きで愛にあふれたメッセージを感じる、明るくポップな一曲です。

ROSÉ & Bruno Mars – APT.

2024年リリースされたこの曲は、BLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズによる夢のコラボレーションです。

イントロに登場する、韓国語の「아파트(アパトゥ)」の掛け声が癖になるこの曲。
マレーシアでは宗教的な価値観などから議論が巻き起こり、SNSを中心に大きな話題を呼びました。

「Apt.」は韓国で広く知られる飲み会ゲームにインスパイアされた曲。
ロゼは『VOGUE』の独占インタビューで、当時をこう振り返っています。
「(スタジオから)家に帰って、どうしようと焦ったのを覚えています。飲み会ゲームの曲を書いちゃったけど、本当に大丈夫なのかなって」。
悩んだ末、彼女はチームにスマホからこの曲を削除するように頼んだそうですが…すでにみんな夢中だったのだとか。

覚えやすいメロディと、耳に残るクラップ音が思わずリズムにノッってしまう!!そんな軽快さがあります。
ロゼの可愛さも残したパワーあふれる歌声と、ブルーノ特有の甘さと渋さを併せ持つボーカル。
二人の声が重なり合うことで、聴く人を一気にその世界観へと引き込んで行きます。
ポップで中毒性のある歌詞に、思わず口ずさんでしまう魅力も。
気づけば体が動いて、笑顔になっている――そんなエネルギーに満ちた一曲です。

a-ha -Take On Me

1985年に発売された、a-ha のデビュー曲。

スケッチ風アニメと実写を合成したミュージックビデオは、当時としてはとても斬新で、その映像美も後押しし、全世界的なヒットとなりました。
キラキラとしたシンセサイザーのメロディが印象的で、80年代ならではのきらめきと、ときめきのような空気を感じさせてくれます。ドラムのリズムとシンセの電子音が、胸の奥をくすぐるように高揚させ、聴いているうちに自然と心が動き出します。

まるで「どうか僕のすべてを受け止めて」と懇願するような――そんな切実な想いが、彼のまっすぐな歌声から伝わってきます。
高く伸びるあのハイトーンの裏には、切ない恋心が込められていて、それがこの曲に深みを与えているのかもしれません。
キラキラしたポップさと、どこか胸が締めつけられるような切なさ――その絶妙なバランスが、この曲を時代を超えて色褪せない名曲にしているように思います。
何年経っても、聴けば「やっぱりかっこいい」と思える、そんな特別な一曲です。

Walk The Moon-Shut Up and Dance

黙って僕と踊ってよ!というストレートな歌詞が印象的な”Shut Up and Dance”は、2014年にリリースされました。

この曲は、ウォーク・ザ・ムーンにとって最大のヒット曲となり、リードシンガーのニコラス・ペトリッカのロサンゼルスのナイトクラブでの実体験がもととなって楽曲が制作されました。
会話を重ねるよりも「ダンスしよう!」と彼女に引っ張られ、
いつしか彼女の自由で魅力的なエネルギーに飲み込まれて夢中になっていく。
ちょっと照れくさくて、でも全力で楽しもうという気持ちが、可愛らしくて、心くすぐられる歌詞になっています。

このMVは1980年代のクラブをテーマにした映画風の作品になっており、
着ている洋服・仕草一つ一つに懐かしさが感じられます。
またコメディ要素も含まれていて、ドラマを見ているような感覚に陥ります。

ギターの音色とドラムの軽快なリズムに、気づけば心躍ってしまう。
直球な言葉で綴られた歌詞も印象的で、リズムとメッセージが一体となり、気持ちを一気に引き上げてくれる一曲です。

Green Day – American Idiot

グリーン・デイ(Green Day)の7作目となるアルバムの中の一曲。
2004年にリリースされました。

当時アメリカがイラク戦争に介入したことへの強いメッセージが込められた曲です。
でも歌詞を読んでいくと、それは決して“過去の出来事”だけを歌っているわけではなく、今を生きる私たちにも問いかけているように感じました。
“メディアに踊らされるんじゃない”というフレーズは特に印象的で、今の時代にも深く響きます。
世界に向けてまっすぐに突きつける言葉たちに、彼らのパンクロックの鋭い音が重なって、聴く者の胸を強く打ちます。

2005年の第47回グラミー賞で、パンクロックバンドとして史上初となる「最優秀ロック・アルバム賞」を受賞。
また、2009年には本作の楽曲を中心とした『アメリカン・イディオット』がミュージカル化もされ、話題となりました。

これぞグリーン・デイ!としか言いようのない圧倒的な存在感。
ストレートで鋭い歌詞や音に込められた叫びは、時に過激だけど、そこには確かに“正義”があります。
だからこそ、多くの人を惹きつけ、色褪せることなく響き続けています。

Ed Sheeran – Drive

ギターのちから強いイントロから始まるエド・シーラン(EdSheeran)の最新作。
今年2025年にリリースされたばかりです。
このDriveは6/27公開、 F1® The Movieのエンディング曲で、実際のF1グランプリを題材にしたハイテンションなアクションが話題の映画となっており、主演はブラッド・ピットが演じています。

この楽曲には、なんとフー・ファイターズのデイヴ・グロール(Vo./Gt.)と、“現代最高のギタリスト”と称されるジョン・メイヤーが参加しています!
SNSでエド・シーランが明かしたところによると、ジョンはギター、デイヴはドラムを担当し、録音はとにかく楽しくて仕方なかったそう。

エドは、F1の映像をいくつか観たあと、「自然と曲が湧き出てきた」とコメント。
さらにジョン・メイヤーは、
「オクターブペダルを踏み込んで、思いっきり弾きまくったよ!」
と、あの印象的なリフの誕生秘話を語っています。

センディー
センディー

オクターブペダル…?リフ?何のこと??

コーディー
コーディー

オクターブペダルっていうのは、音の高さを1オクターブ上下させる機器(エフェクター)のことだよ!!サウンドに厚みや重低音/高音の効果をプラスさせるんだ!

コーディー
コーディー

あっ。あと、リフっていうのは、曲の中で繰り返される特徴的な短いフレーズのこと。
曲の中で繰り返される特徴的な短いフレーズのことを指すよ♪

ギターとドラムの掛け合いがなんともかっこよく、エド・シーランの力強くて伸びやかな歌声が、心にまっすぐ届いてきます。
音楽だけでも、まるで映画の世界へと引き込まれるような曲となっています。
疾走感のあるサウンドとともに、まるでF1カーに乗って物語の中を駆け抜けているかのような気分にさせてくれます。速くて、かっこよくて、ちょっと危なっかしい。
そのスリルと興奮に、一瞬で心をさらわれるような一曲です。

Dua Lipa-Dance the Night

2023年リリースされたこの曲は、映画『バービー』(2023年)のサウンドトラック『バービー・ザ・アルバム
のために歌った楽曲です。

“Dance‑crying” というコンセプトで制作されていて
「涙をこらえながらでも、一晩中踊り続ける」というテーマでつづられています。
簡単に言うと、泣くのではなくて“踊りましょう”という強さが象徴的な曲。
デュア・リパは、この曲に込めた思いについて、
「女性がどんなにつらくても『大丈夫』って笑い、ちゃんと自分らしくいようとする強さを歌いたかった」と語っています。

制作時、キャストの振付映像を観ながら歌詞やメロディのタイミングを微調整したのだとか。
「まさにスコアのように音楽を映像に合わせた」制作だったと当時を振り返っています。

彼女の安定した歌声と、軽やかに響くバイオリンのリズムが、心地良くこの曲の世界観へと誘います。
ディスコ調のビートにクラップ音が重なって、気づけば体が自然に動き出してしまいます。

Rick Astley-Never gonna give you up

1987年7月にリリースこの曲は、リック・アストリー(Rick Astley)のデビュー曲で、5週連続全英1位、翌年3月に2週連続全米1位を記録するなど世界的に大ヒットしました。

センディー
センディー

デビューした曲が世界的ヒットになるなんて、凄い!!

コーディー
コーディー

凄いんだけど、この数年後、再び世界的に注目されることになるんだ。

2007年頃、インターネット上で「何か面白い情報を見せるよ」「重要なお知らせがあるよ」といったタイトルやリンク・アストリーを貼っておき、クリックすると突然リックの「Never Gonna Give You Up」のMVが流れるというドッキリが流行するようになりました。

この意表を突かれる感じがウケて、ネットミームとして世界中でバズり、
再生回数は何億回にも達し、若い世代にもリック・アストリーの存在が広まりました。

センディー
センディー

ミットネームってなに?

コーディー
コーディー

ネットでみんなが真似したり、笑ったりして、次々と広がっていく“おもしろネタ”のことを言うんだ。
この現象を「リックロール」と呼んで再び人気に火が付いたんだ。

リックロールが話題になった頃、リックはおよそ10年の活動休止からちょうど復帰したばかりでした。
当初は、ミームで再び注目を集めたことをどう受け止めるべきか迷っていたようですが、2008年のサンクスギビング・パレードで「Never Gonna Give You Up」をサプライズ披露。
それをきっかけに、この注目をチャンスとして前向きに活かすことを決め、彼のパフォーマンスキャリアは再び大きく動き出しました。

イントロから、どこか懐かしさを感じるリズムが心をほぐしてくれます。
彼女への一途な想いと深い愛の誓いが、リックの太くて優しい声でまっすぐ届いてきます。
……でも、リックロール現象を思い出すと思わず笑ってしまいますね。

Justin Timberlake – CAN’T STOP THE FEELING!

この曲は2016年にリリースされ、アニメーション映画『トロールズ』の挿入歌となっています。
また、同作ではジャスティン・ティンバーレイクが「ブランチ」というキャラクターの声を担当しており、ミュージック・プロデューサーも務めました。

自身初となる全米シングル・チャート(5/28付)初登場1位を獲得。
アメリカのみならず世界各国のチャートを席巻しました。

ファンクの影響を受けたアップテンポなディスコポップとソウルポップの楽曲となっています。

ジャスティン・ティンバーレイクにとっては、まさかのアニメ映画での映画音楽デビューでした。
映画の中にはさまざまなジャンルのポップソングが使われていますが、唯一まだ登場していなかったのが「ディスコ」。
そこに着目し、楽曲制作へ進みます。
ただの主題歌ではなく、物語の中でキャラクターが感情をこめて歌う曲として、どんな風に響かせるか…
彼の挑戦が、この名曲を生み出しました。

ディスコ調の心地よいリズムと「ダンス、ダンス、ダンス」の歌詞に合わせて、思わず踊りだしてしまう。
アップテンポなリズムが気持ちを盛り上げ、自然と笑顔がこぼれる一曲です。

Jessie J – Domino

ギターの軽やかなリズムから始まるこの曲は、聴いているだけで気分がパッと明るくなる一曲。
2011年にリリースされ、全英チャート1位を記録しました。

MTVのBuzzworthyのインタビューでジェシー・ジェーはこう語っています。
「同じような曲は書きたくなかった。時代を超えて、ただ“楽しくて元気が出る”曲を作りたかったの。」

その想いの通り、ホイットニー・ヒューストンやプリンスに影響を受けたというこのナンバーは、懐かしさと新しさが絶妙にミックスされたポップ・ソングとなりました。

ジェシーのハスキーで力強い歌声が、ポップなサウンドの中で生き生きと響きます。
夏のひとときを明るく彩るような、そんな音を奏でています。

この曲の歌詞には、「大好きな人と一緒にいる時間が、自分を輝かせてくれる」という、まっすぐな愛情があふれています。
そんな気持ちに包まれていると、好きな人と過ごす時間が、何気ない日常さえも特別なものにしてくれる――そんな感覚に、思わず心がときめきます。

Ava Max-King&Queen

2020年にリリースされた曲、「King&Queen。」

実はこの曲、少しずつ変えながら10パターン以上も試して作り上げたそうです。
歌詞には「自分らしく生きよう」という強いメッセージが込められていて、Ava Max(エイヴァ・マックス)自身もそこに力を感じたと語っています。
“クイーン”という存在を通し、”私たちが自信を持って世界を導く力強さ”が表現されています。また、彼女はこうも語っています。「クイーンが支配すれば、世界はもっと素敵になるはず!」と。

自身の音楽のポップなエレクトロニックサウンドを引き立たせるために、この曲にエレキギターを入れることにしたのだとか。このエレキギターとシンセサイザーが相まって、仕上がりがかなりかっこいい!
パワー・ポップ・ソングと言えます。

この曲には、彼女が語るように、女性の芯の強さや自立心を強く感じます。
また、エレキギターのサウンドがその強さをより引き立てるサウンドを奏でています。
世の中の出来事に立ち向かい、闘い続ける強さを、彼女の歌声が力強く届けてくれます。

Zara Larsson – Lush Life

2015年にリリースされた、「Lush Life」は最初に制作されたオリジナル版とは異なり、“夏らしさ”を意識したリミックス版が選ばれた経緯があります。その結果、2015年夏にエレクトポップの一大ヒットとなり、Spotifyで10億回再生を超えるまでに成長しました。

この曲は、自分の思うままに、自分の好きなように生きることの自由さや楽しさを歌っています。まるでひと夏の出来事が一つの物語のように紡がれていき、恋多き女性の繊細な気持ちや軽やかな日常がリアルに描かれています。

アップテンポで爽やかなリズムとキャッチーなメロディーが、聴く人の心を軽やかにし、聴けば聴くほど心が弾むような感覚をもたらします。こうした要素が重なり合い、「Lush Life」は2010年代のサマーチューンの定番として多くの人に愛される楽曲となりました。

Whitney Houston – I Wanna Dance With Somebody

1987年にリリースされた、「I Wanna Dance With Somebody」はホイットニー・ヒューストンの代表曲です。

この曲を作詞作曲したジョージ・メリルとシャノン・ルビカムは、こう語っています。
「私は独りぼっちの人たちが、自分にとっての特別な誰かを見つけたいと願う気持ちを歌にしてみたの。
”ディスコで踊りたい”んじゃなく”人生というダンスを誰かと踊ってみたい”という意味よ。」

そんな思いを、軽やかなダンスナンバーにのせて届けてくれるこの曲。
ポップで明るいサウンドの裏に、温かくてまっすぐな願いが込められています。

ホイットニー・ヒューストンの歌声は、どんなときも聴く人の心に寄り添い、そっと背中を押してくれるような力強さを持っています。ミュージック・ビデオの中で歌う彼女は、本当に輝きに満ちています。
誰にもまねできない、ホイットニー本人の歌には、聴く人の心に届く“魂”が宿っています。

どれだけ時が経っても色褪せない。
それは、聴く人の心にまっすぐ届く、彼女の歌声と魂が今も生きているからだと感じています。

David Guetta,OneRepublic-I don’t wanna wait

2024年4月リリースされたこの曲。
DJ のデヴィッド ゲッタ(David Guetta)と、ポップロックバンドのワンリパブリック(OneRepublic)のコラボ曲となっており、“Dragostea Din Tei(恋のマイアヒ)”をサンプリングしています。

ワンリパブリックのリーダーライアン・テダーとともに、アメリカ合衆国マイアミで毎年開催されているエレクトロニック・ダンス・ミュージックの音楽フェスティバル”Ultra Miami”での大々的なパフォーマンスを行ったことでリリース前から注目が集まっていました。

恋のマイアヒはO-zoneのヒット曲で2005年空耳ソングとしても話題となりました。

コーディー
コーディー

う〜ん、懐かしい!!

思わず、「のまのまイェイ!」と口ずさんでしまいそうなほど、当時のノリと思い出がフラッシュバックします。

ワンリパブリックのライアン・テダーの、ハスキーでどこかセクシーな美しい歌声。
そこにデヴィッド・ゲッタの洗練されたアレンジが加わることで、曲に新たな命が吹き込まれました。
原曲とは異なる魅力が重なり合い、まるで過去と現在がひとつに繋がっているようにも感じます。
時代を越えて、点と点を繋ぐように生まれたこの楽曲は、懐かしさと新しさが溶け合う一曲です。

Jonas Brothers– What a Man Gotta Do

2020年にリリースされた、”What a Man Gotta Do”。

このミュージック・ビデオは、70年代後半から80年代にかけての古典的映画──
『リスキー・ビジネス』『グリース』『セイ・エニシング』といった懐かしの映画をモチーフにしたミュージックビデオとなっており、遊び心たっぷり。
スタイリッシュなのにどこか可愛らしくて、ちょっと大人なスパイスも効いています。
また、ジョナス兄弟それぞれの奥様たちが出演していることも、大きな話題となりました。MVの最後には、仲睦まじい姿を見せていて、なんとも気持ちが温かくなります。

「What a Man Gotta Do」は、直訳すると「男は何をすればいいんだ?」という意味。
一途にひとりの女性を想う、ラブレターのような歌詞が印象的です。
軽快なギターのリズムから始まり、「君のことが好きすぎて、どうしたらいいんだよ」と言わんばかりの想いが、音色と歌声からまっすぐに伝わってきます。

Olly Murs-Daice with Me Tonight

2011年にリリースされた”Dance With Me Tonight”は、オリー・マーズがSNS中心の出会いに対するもどかしさを感じて書き上げた一曲です。
彼は「TwitterやFacebookで繋がるような関係ではなく、昔のようにリアルな場所で目の前の相手とちゃんと出会いたい」と語っています。
クラブやバーで一目惚れして、勇気を出して声をかけてみる…
そんな“古くてクラシックな出会い”の良さを、明るくソウルフルなサウンドで表現しています。

SNSに少し疲れて、新たな出会いに億劫になっている人もいるかもしれません。
今ではスマホで気軽に連絡が取れるようになりましたが、かつては家の電話や口約束だけで、当日に本当に会えるかどうかもわからなかった…そんな時代もありました。
そんな不確かささえも、どこかロマンチックで、映画のワンシーンのように感じられる瞬間になる。

「ただ君と一緒に踊りたい、君に踊ってほしいんだ」――そんな不器用だけど一途な想いが込められた、甘酸っぱくて愛おしい一曲です。

Village People-Y.M.C.A.

次にご紹介するこの曲。
日本では、西城秀樹さんがカバーされたことでも有名なこちら!!

ディスコグループであるヴィレッジ・ピープルが1978年にディスコソングとしてリリースしました。

センディー
センディー

えっ!むしろ西城秀樹さんの曲だと思ってたよー!!

コーディー
コーディー

ちなみに、Y.M.C.Aの意味、知ってる?

実はこの「Y.M.C.A.」というのは、若者向けの宿泊施設を提供するキリスト教青年会(Young Men’s Christian Association)のことを指しています。
相部屋が多かったこともあり、当時はゲイの社交場と見なされることもありました。

ヴィレッジ・ピープルはゲイ・カルチャーを意識して結成されたグループで、この曲にもそのような意味が込められています。

表向きは「若者が自分を取り戻せる場所」としてのYMCAを歌っていますが、
“自分らしくいていいんだ”という前向きなメッセージとしても響いてきます。

困ったときは、Y.M.C.A.に行けばいい。自分の道を歩めばいい。――それでいいんだって、そっと背中を押してくれるような曲です。

人生につまずいたときも、悩んだときも、
この曲は明るくポジティブなエネルギーで包み込んでくれます。
聴けば聴くほど、心を鷲掴みにされるような力強さと優しさに満ちていて、元気をもらえる一曲です。
悲しみや迷いに寄り添いながら、「大丈夫、自分らしくいよう」と語りかけてくれているように感じます。

One Direction-Kiss you

2013年にリリースされた、ワン・ダイレクションの「Kiss you」。

メンバーの一人リアム・ペインは、2012年11月のMTVニュースのインタビューで、
2枚目のシングルに「KissYou」を選んだ理由について「アルバムの中で、最初に聴いた曲が『ああ、この曲大好き』と思った曲だった」と語っています。

キャッチーなメロディーラインが光るこの曲は、アップテンポでキラキラとした雰囲気が、まるで青春の1ページのように感じられます。
ワン・ダイレクションそれぞれの個性がありながらも、ひとつの爽やかなハーモニーとなって、
聴いていると心に爽快な風が吹き抜けていくようです。

The Weeknd – Blinding Lights

2019年にリリースされたBlinding Lightsは、2020年に最も売れた曲に選ばれました。Spotifyでは20億ストリーミングを最速で到達し、現在も同プラットフォーム上でこれまでに最も多くストリーミングされた曲となっています。

「Blinding Lights」と並んで注目されたのが、The Weeknd(ザ・ウィークエンド)の「Out of Time」。この曲は、日本のシティポップ「Midnight Pretenders」をサンプリングしています。
「Out of Time」はこの「Blinding Lights」とは違った良さがあり、柔らかくて滑らかなサウンドが光ります。
次回詳しくご紹介予定ですので、そちらもぜひお楽しみに。

この曲を初めて耳にしたとき、あまりにかっこよくて、しばらくリピートして聴いていました(笑)。
少し懐かしいディスコミュージックの要素を感じつつ、低音と高音が絶妙に重なり合う彼の世界観は唯一無二です。
ダークでセクシーな歌声と、クセになるリズミカルな裏で刻まれるビートが融合し、この曲が持つ独特な世界へと引き込まれていきます。

Jennifer Lopez – On The Floor ft. Pitbull

2011年にリリースされた、アゲアゲな”On The Floor ft. Pitbull”

ジェニファー・ロペスはMTVのインタビューで、「On The Floor」について、
「この曲では、“進化した今の自分”を表現できたことが何より嬉しかったわ。
かつての自分らしさを残しつつ、新たな魅力を引き出せた――そのバランスに満足しているの」と話しています。

またこの曲は、彼女にとって“歌”と“ダンス”――その両方を象徴する存在でもあります。
ダンサーとしてキャリアをスタートさせた自分への敬意、そしてラテン系のルーツにインスピレーションを受けていることも、大きな意味を与えているようです。

まるでクラブの熱気を鏡越しに映すような、パーティーソング王道のリズムと音色が響き渡ります。
”put your hands up!”のフレーズに合わせて、思わず手をふってしまいそうなテンポの良さがライトのように光ります。
MVでは、まるで黄金に包まれたようなジェニファー・ロペスが力強い歌声とともに堂々たる姿で見る人を魅了しています。

Katy Perry – Last Friday Night (T.G.I.F.)

どこか懐かしいアメリカのドラマのようなミュージック・ビデオも印象的な、ケイティー・ペリー(Katy Perry)の一曲。

2011年にリリースされたこの曲は、友人たちと公園を裸で走ったことがこの曲のインスピレーションになったと明かしています。
「この曲の大部分は、残念ながら(三角関係の部分は別として)、実際にあったことなの…でも、公園を裸で走ったことは事実だから、翌日にはそのことについて曲を書かなくちゃって思ったの!」と当時を振り返っています。

この曲を聴いていると、まるで一本の物語が幕を開けるような感覚になります。
ギターの穏やかな音色から始まり、”It’s Friday night”のフレーズが、心地よいリズムとともに流れ出すと、それぞれの音がナチュラルに重なって、思わず口ずさんでしまうような軽やかさに包まれます。
ちょっとハメを外しすぎた週末。
朝起きたら記憶があやふやで、でもなんだか楽しかった気がする――そんな“やっちゃった!”を笑い飛ばせるようなラフさと、どこかお茶目な大人の余裕。
この曲には、そんな自由でちょっとはしゃぎすぎた金曜の夜が詰まっている気がします。
そんな日だってあってもいい。人生の1ページを彩るような、そんな一曲です。

George Harrison – Got My Mind Set On You

ジョージ・ハリスンの「Got My Mind Set On You」は、1987年にリリースされました。
シングル・チャートで1位を獲得し、約5年間ソロ活動を控えていた彼は、見事なカムバックを果たしました。
もともとは、1962年にジェームス・レイwith ハッチ・デイヴィ・オーケストラ&コーラスによって発表された楽曲のカバーです。

ジョージによって現代的なアレンジと独特のギターサウンドが加わり、新たな命が吹き込まれたことで、多くの人に愛される一曲となりました。
そしてこの曲は、彼自身の音楽人生においても、大きな転機ともなりました。

元ビートルズのメンバーとして、アメリカで1位を獲得した最後のソロ作品──そんな節目となった楽曲です。

ジョージ特有のギターの音色と、軽快なドラムが心地よく響き、聴いているだけで昭和の懐かしい風景がふっと浮かんでくるような、そんな一曲です。
メロディーは柔らかさと高揚感をあわせ持つ、不思議な魅力に包まれています。

この曲以外にも、心に沁みるジョージ・ハリスンの名曲を別の記事でご紹介しています。気になる方はぜひ、そちらも覗いてみてください。

BTS (방탄소년단) ‘Dynamite

あらゆる記録を塗り替えた、BTSの伝説的ヒット曲!

2020年8月にリリースされたこの曲は、BTSにとって初の全編英語曲となり、世界中で数々の記録を打ち立てました。

・米国初のナンバーワンシングルを獲得(Hot 100)
・Hot100でトップを飾った初の韓国アーティスト
・韓国のポップ・アーティストとしてグラミー賞初ノミネート
・YouTubeにて公開20分で1000万回再生(当時最速)
・24時間で1億1010万回再生を記録(YouTube史上最多)
・3つの新しいギネス世界記録を樹立

この楽曲が生まれたのは、コロナパンデミックの真っただ中。
世界中が不安に包まれるなか、BTSが届けてくれたのは、光のような一曲でした。

記者会見でシュガはこう語っています。
「『Dynamite』には“自信と幸福”のメッセージがあります。地面に倒れた後、再び立ち上がろうとしているような──それがこの曲です。」

また、Apple Musicのゼイン・ロウとのインタビューでRMは、
「この曲はポジティブな雰囲気、エネルギー、希望、愛、純粋さ──すべてでできています」と語っています。

当時は外にも出られず、人との関わりも絶たれた、そんな閉塞感のある日々。
その中でこの曲が、家の中を明るくしてくれる存在のひとつでした。

BTSが楽しそうに踊る姿、キャッチャーなメロディー。
よく、曲に合わせてダンスを真似て練習したのを思い出します。
家の中だけは、唯一マスクを外して自由に過ごせる場所でした。
アップテンポなリズムにつられて、思わず体が動き出す。
「Dynamite」をBGMにした日々のことは、今でも昨日のことのように覚えています。

生きづらかった毎日を、彩り鮮やかに塗り替えてくれたこの曲。
悲しみも苦しみも、ほんの少しだけ明るいものに変えてくれた──音楽は、こんなにも力を持っているんだと、あらためて実感した一曲です。

Zedd, Maren Morris, Grey – The Middle

「The Middle」は、音楽プロデューサーのゼッド、カントリーミュージック歌手マレン・モリス、
そして音楽デュオのグレイによって2018年にリリースされました。

ゼッドはマレン・モリスとの共演について「彼女は素晴らしいシンガーで、才能あふれるミュージシャン。いっしょに制作するのは本当に楽しかったよ」と語り、グレイとの仕事についても「可能な限り最高の音楽を作る」ことを目指しているので大好きだと振り返っています。

モリスは「ゼッドとの仕事は本当に楽しくて、初めてとは思えないくらい自然だった」とコメント。
自身の音楽ルーツであるカントリー、ポップ、R&Bが詰まっていて、「エモーショナルで超キャッチー!この曲には限界がないと思う」と話しています。
グレイも「制作中にはいろいろあったけど、この曲は特別だったから、あきらめずにやりきった」と語っています。

実はこの曲、ケンカしてしまったけど「お互いに許し合って、仲直りしよう?」という想いが込められたラブソング。
彼のことが好きなのに、プライドが邪魔をして素直になれない…。
本当は、またあの頃みたいに仲良く戻りたいのに――。

そんな複雑な心情を、マレンのハスキーな歌声が見事に表現しています。
歩み寄るって、言葉では簡単だけど、実際にはなかなか難しいものですよね(笑)。

Avicii – The Nights

2014年にリリースされたアヴィーチーの名曲。

彼は音楽プロデューサー、DJとして世界的に活躍していましたが、2018年に突然この世を去ります。享年28歳。
その訃報は、世界中を深い悲しみに包みました。

楽曲の背景として、父親からの言葉を受けて制作されたと言われています。
この曲の歌詞にはお父さんとの思い出や、彼からのアドバイスが反映されていて、まるで“父への手紙”のような内容です。
一つ一つの言葉に、当時の情景が浮かぶような温かさと深みがあります。

いわゆる丁寧な手紙とは違い、荒っぽくも彼なりの愛情表現が、言葉や音にあふれているのが印象的です。
その“荒っぽさ”こそが、アヴィーチーという人間そのものを表しているように感じられ、
彼の音楽からは、感情の熱や誠実さ、そして深い優しさが伝わってきます。

Kool & The Gang – Celebration

エンディングはこの曲。

クール&ザ・ギャングは、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身のファンク・バンド。
このCelebrationは1980年にリリースされ、彼らにとって最大のヒット曲となりました。
デビューから50年以上のキャリアを誇るソウル/ファンクグループとして、2024年には「ロックの殿堂」パフォーマー部門への殿堂入りも果たしています。

「Celebrate good times, come on!」のキャッチーなフレーズと、心地よいリズム。
聴いているうちに自然と口ずさみたくなるような、ポジティブなエネルギーが溢れるナンバーです。

歌詞には「It’s up to you / What’s your pleasure? / Everyone around the world」といったフレーズもあり、
“さあ、集まろう!君の楽しみってなんだろう?”と、明るく問いかけてくれるようです。

優しくも前向きなリズムと歌声が、聴く人の心にそっと寄り添い、
幸せを運んでくれるような、そんな温もりを感じる一曲です。

どんな夏でも、音楽はあなたの味方です

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

気づけばなかなかのボリュームになっていて、自分でもちょっと驚いています(笑)。
それでも紹介したい「アゲアゲ↑↑」な曲、まだまだたくさんあるんです。

2025年の夏は、たった一度きり。
昔は当たり前だったことが、今はちょっと特別に感じたりして――
そんな“あの頃”のきらめきを思い出しながら、今という時間のきらめきも、大切にしたいものです。

忙しい毎日のなかで、自分のことをつい後回しにしてしまうこと、きっと誰にでもあると思います。
でもこのページに訪れてくれた今だけは、音楽と一緒に、少しだけ自分を休める時間になっていたら嬉しいです。

それぞれの曲に込められた想いやメッセージが、あなたの心にそっと届きますように。
この夏の記憶とともに、音楽がそっと彩りを添えてくれたら、何よりです。

※この記事の内容は、各アーティストの発言や制作秘話などをWikipedia(日本語版・英語版)などを参考にしています。

まとめ

今回は、夏を盛り上げる32選をお届けしました。
ジャンルや年代をこえて集めた曲たちは、どれも日常を少しだけ“生きるエネルギー”で満たしてくれるようなものばかり。
あなたの夏の記憶に、そっと彩りを添えてくれたら嬉しいです。

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「じっくり聴く」も「BGMで流す」も、あなたのスタイルで楽しんでください。

あなたの「この曲が好き!」という思いや、音楽にまつわる思い出などがあれば、ぜひコメントで教えて下さい。また「このアーティストを特集してほしい!」というリクエストも大歓迎です。

洋楽ってちょっと敷居が高い…そんな風に感じているあなたにも、
「あ、これ好きかも」と思える曲に出会ってもらえたら嬉しいです。
そんな“ちょっと元気をくれるRadioブログ”、また次回もお楽しみに📻✨

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